園長あいさつ

園長先生の写真

 

 幼児教育の大切さが、大きく叫ばれる時代になりました。ほくぶ幼稚園では平成20年度から認定こども園になり、両親ともに働く世代が多く入園してくるようになりました。

 私たちの仕事が乳幼児期の発達保障という視点に立てば、「子どもの最善の利益」が優先され、大人の生活に振り回されることなく、子ども時代をおくれる事が重要です。

 

 子どもは皆平等に育っていくという立場で、保育者の学習と研究を積み重ね、保護者の皆様との話し合い等をとおして、子どもを受け止めるエネルギーを作っているような気がします。教育現場というものは、このような営みの連続ではないでしょうか?そのエネルギーは子どもたちからもらっていると感じています。

 大人は時々自分が子どもだったころを忘れます。判断力をもつということは、大人が間違わない判断力という意味ですから、このことを肝に銘じ、これからも子どもを守るという立場から、ほくぶ幼稚園からいろいろ発信していきたいと考えています。

幼保連携型認定こども園になり、保育所の子どもたちも幼稚園の子どもたちも、周りの豊かな自然の中で、ゆったりと確かな育ちが保障できるように、子どもの時代のあり方を「自然とかかわり、遊びや労働の活動」を通して、育てていきたいと願っています。

 ほくぶ幼稚園は今年度創立40周年を迎えます。

地域に開かれた幼稚園としてスタートをして、2750人近い子どもたちを送り出しました。地域の様子もすっかりその当時と変わりました。田んぼだった場所は、住宅地になり、公民館の周りの広場は、体育館になり、夕方遅くまで地域の子どもたちが群れて遊んでいた光景は、すっかりなくなってしまいました。少し寂しい気持ちになりますが、幼稚園も認定こども園として、0歳児から5歳児までの幼稚園と保育園の機能を持つようになりました。現在の園児の構成比率は〈0~2歳児3号〉45名〈3~5歳児)(1号)90名(2号)90名程度の在籍する子どもとなり、140名程度の保育園と90名程度の幼稚園が一体化した園となっている現状です。年々少子化が進んでいるにもかかわらず、一向に待機児が減らないというのも、理解の難しいところです。認定こども園になって、5年の節目に当たり、改めて幼児教育施設としての在り方を考えているところです。

 また「こども園」の施設の周りは、豊かな自然環境に恵まれ、幼稚園ファームには今冬野菜が育ち、園給食も自前の無農薬野菜供給もできるようになりました。昨年からは親子農園も開始し、親子で畑づくりに取り組めるようにもなりました。小さい子ども時代に、親子で楽しい思い出ができる園になっていければと願っています。

                                                              2018年 園長 清田 明子